火起こしだけじゃない。 火の素メーカーのいろんな使い方

「火の素メーカー」という名前の通り、もともとは 火起こしに使う火口(ほくち)を簡単に作るために生まれた道具 です。
薪や乾いた枝を、おろし器のように削るだけ。
細かく、ふわっとした木の削りくずを作ることができ、 フェザースティックを作るのが面倒な方でも、 手軽に火起こしの準備を楽しめます。
「火を起こすこと」だけではありません。
木を細かく削るというシンプルな機能だからこそ、 使い方を少し変えるだけで、アウトドアでの楽しみ方がさらに広がります。
今回は、そんな 火の素メーカーのいろいろな使い方 をご紹介します。
USE 01 まずは王道。火起こしの火口づくり

火の素メーカーの基本となる使い方です。
キャンプ場で拾った乾いた枝や、薪の端材などを刃に当てて削っていくと、 着火しやすい細かな木の削りくず を作ることができます。

フェザースティックのように、 ナイフで薄い羽根を何枚も作る必要はありません。
やることは、とてもシンプルです。

できあがった火口にファイヤースターターなどで火花を飛ばし、 小枝、薪へと炎を育てていきます。

着火剤を使えば、もちろん火は簡単につきます。
でも、自分で拾った枝から火口を作り、 自分の手で小さな火を起こしていく。
その少しだけ手間のかかる時間も、 アウトドアの楽しさのひとつではないでしょうか。
薪を買えず拾った枝だけで調理した時の動画
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火の素メーカーは、 「手で火を起こすハードルを下げる道具」 です。
こんな場面に
- キャンプでの焚き火
- 薪ストーブの着火
- ファイヤースターターを使った火起こし
- 親子で楽しむ火起こし体験
- 災害時の火起こし用ギアとして
USE 02 削った木をそのまま活用。燻製づくり

火起こしのために木を削っていると、 当然ながら木の削りくずができます。
そこで試してほしいのが、 燻製 です。
火の素メーカーで削った木を燻煙材として使えば、 焚き火とはまた違った楽しみ方ができます。
しっかり燻す「熱燻」

燻製器や蓋のできる調理器具などを使い、 削った木を加熱して煙を出します。
キャンプ料理の仕上げに燻香を加えれば、 いつもの食材もひと味違った一品に。
肉や魚はもちろん、ソーセージなど、 さまざまな食材で楽しめます。
もっと手軽に。「簡易燻製」

本格的な燻製器がなくても、 ちょっとだけ煙の香りをつける楽しみ方があります。
火の素メーカーで作った削りくずを少量使って煙を起こし、 食材に香りをまとわせます。
チーズ・生ハム・ナッツ・ハム・ゆで卵など。
「燻製を作る」と構えなくても、 キャンプのおつまみに少し燻香を足してみる。
そんな気軽な使い方もできます。
そのまま次の遊びにつながっていく。
USE 03 まさかの使い方。鰹節を削ってみる

そして、ちょっと変わった使い方がこちら。
火の素メーカーは、 木材から火口を作るため、刃の形状や切れ味にもこだわっています。
その刃で鰹節を削ると、 薄い削り節を作ることもできます。
※ご使用前に製品を中性洗剤で洗ってください。食品は乾物のみにご使用ください。
キャンプ場で炊いたご飯に、削りたての鰹節。 そこに醤油を少し。あるいは、朝食のお味噌汁に削りたての鰹節を加えてみる。
便利なキャンプ飯とは少し違う、 あえてひと手間かける楽しさ があります。
スーパーでパック入りの鰹節を買えば、 もちろんその方が簡単です。それでも、自然の中で鰹節を自分で削って食べる。
そんな一見遠回りなことが妙に楽しいのも、 アウトドアの面白いところです。
「便利にする」だけじゃない道具。
今は、キャンプ場でも便利な道具がたくさんあります。
火をつけるだけなら着火剤。
燻製なら市販のスモークチップ。
鰹節ならパック入り。
どれも簡単で、合理的です。
「わざわざ自分でやってみること」そのものが遊びになる。
枝を拾う。
削る。
火を起こす。
煙を楽しむ。
食べる。
火の素メーカーが目指しているのは、 単に作業を便利にすることだけではありません。
自然の中でのちょっとした不便を、
自分の手で楽しめる体験に変えること。
そんな遊び方が、この小さな道具から広がっていきます。
火口を作る道具として生まれた火の素メーカー。
でも、使い方はひとつに決められているわけではありません。
「こんな使い方もできるかも」
そんなことを考えながら、自分なりの使い方を探してみるのも、 この道具の楽しみ方のひとつです。
いつものキャンプに、 新しい遊びをひとつ。
火の素メーカー
枝や薪を削るだけで、 火起こしに使える火口を簡単に作れるアウトドアギア。
アルミニウム合金から削り出したボディに、 独自形状の刃を組み合わせたコンパクトな道具です。
自然の枝をひろって削るだけ。
火起こしから、その先の遊びまで。
自然の中で「自分でやってみる」時間を楽しむための道具です。
